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​播州歌舞伎

●団  体  多可町播州歌舞伎クラブ  

●上演場所  農家レストラン 土一七日屋台 

●演  目  寿式三番叟        

​●上演日時  2023年5月21日(日)13:30-14:00

​●料  金  無料

寿式三番叟とは 

 三番叟は、もともと能の「翁」を歌舞伎化したものです。翁は神聖なものとして正月等の晴れの日に上演され、三番叟もその精神を受け継いでいます。 能では 主役でない三番叟を、歌舞伎ではその軽 快な動きを舞踊化して主役においています。また、能は静の美を重視するのに対し、歌舞伎では躍動的 で、陽気な面を強調しているところに違いが見られます。

 播州歌舞伎の三番叟は、いろいろな三番叟の要素が混じり合い、天下泰平、五穀豊穣、芝居繁盛を祈願する心が込められているなど、歴史の古さが読みとれます。地方巡業では腹帯をつけて舞い、安産祈 願や子宝に恵まれますようにとの願いを込めて踊りました。上方歌舞伎の流れを受け継ぎ、翁の役を「中の太夫」という女形がつとめることによって華やかさを出しています。

 踊りの内容は、「千歳鶴」「中の太夫」「千歳⻲」「面箱持」が次々に登場し、客席に向かって挨拶します。 そして所定の座につくと「とうとうたらり、とうたらり、鶴と⻲とが齢を得て、幸いここにまかせたり・・・」といった謡が始まり「中の太夫」の舞いが始まります。次に「面箱持」の足踏みの踊り となり、それが終わると鶴・⻲と中の太夫の間で「中の太夫殿にちと言動申す」「ちょうど参って候」等のやりとりがあり、鶴・⻲に鈴を渡して、中の太夫は退場します。鈴をいただいた二人は「五穀豊穣」 「国家安泰」を祈願して踊り、足を踏みならして魔を払います。

 こうした所作に、田を耕し種をまく動作が含まれていますが、ここで面白いのは、日本人の二拍子系の特徴が三番叟の動きとツケ(拍子木)のリズムににじみ出ていることです。 中の太夫の舞いは静かにして優雅であるに対して、「鈴舞い」と称する三番叟は「動」です。 特に鈴舞いの鈴は稲穂を表し、 それをエネルギッシュに振ることによって、五穀豊穣がかなうとされています。

舞台の激しい息遣いが 観客に伝わり、会場全体が一つになったとき、力強く見得のポーズを決めます。鮮やかな衣装に身を包んだ儀式的な所作の中に、伝統に培われた播州歌舞伎の芸の世界があると思っています。

 なお、播州歌舞伎の「寿式三番叟」は、通常の三番叟に「舌だし三番叟」「種まき三番叟」「操(あやつり)三番叟」の特徴を取り入れ、古くから生きてきた芸を大いにアピールしています。

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歌舞伎演者と記念写真撮影

●団  体  多可町播州歌舞伎クラブ  

●場  所  農家レストラン 土一七日屋台

​●日  時  2023年5月21日(日)14:00-14:20頃​(歌舞伎上演後)

播州歌舞伎上演後、多可町歌舞伎クラブのみなさんと記念写真撮影を行えます。

どなたでもご参加できる、地歌舞伎の魅力をより身近に味わうことができるイベントです。

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アーティストトーク

●団  体  出品アーティスト、雷神ファクトリー、原始人会  

●場  所  農家レストラン 土一七日屋台

​●日  時  2023年5月21日(日)14:30-16:00

火祭アートフェスティバル2023出品作家、雷神ファクトリーメンバー、NPO法人原始人会を交えてのトークショーです。

司会はアーティストの大橋文男と里の迷い人加藤正人。

​作品の詳細についてや、地域と芸術祭についてなど様々なお話を予定しています。

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歌舞伎ぬりえ体験

●団  体  多可町播州歌舞伎クラブ  

●場  所  農家レストラン 土一七日屋台

​●日  時  2023年5月21日(日)15:00頃-16:00頃

多可町歌舞伎クラブのみなさんと記念写真撮影の後、歌舞伎の隈取をモチーフにしたぬりえ体験を行います。

​どなたでもご参加頂けます。

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薪割りパフォーマンス&体験会

●団  体  風神ファクトリー  

●場  所  農家レストラン 土一七日屋台

​●日  時  2023年5月21日(日)12:00-13:30/14:00-16:00

 火祭アートフェスティバルのテーマである「火を中核とした循環」を体験できる薪割りパフォーマンスを行います。計画的に伐採された木を、ただのゴミとせずに燃料として利用するための薪割りを体験し、エネルギー問題について考えていきます。子どもから大人までどなたでも参加できます。安全に配慮し、パワーリフティングのアスリートたちが優しく教えます。

キャンプファイヤー

クロージングファイヤー

●団  体  笹倉伯文+風神ファクトリー 

●場  所  農家レストラン 土一七日屋台

​●日  時  2023年5月31日(水)調整中

 火祭アートフェスティバルのモニュメントとして、農家レストラン土一七日屋台前に展示されていた木枠彫刻作品に、最終日に火を灯します。

​ 夜空に舞い上がる炎とともに、地域や作家、そして世界中の社会問題の解決発展を祈る、芸術祭のクライマックスです。

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